妊娠初期、中期、後期で、必要な「食べ物」って変わりますか?

 

妊娠初期、中期、後期と、お腹の中で、赤ちゃんは、だんだん成長していきますので、それによって必要な栄養素も変わっていきます。

 

妊娠初期の食べ物

おなかの赤ちゃんが細胞分裂を繰り返し、成長する大切な時期です。

 

この時期はできるだけ良質なたんぱく質をとるように心がけます。

 

十分な量の葉酸を摂取することで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害を予防できるとも言われています。

 

胎盤が形成され、たくさんの血液が必要になるので、鉄分やビタミンの豊富な野菜や海藻類を多めに食べるようにします。

 

ひじきには無機ヒ素が含まれていますが、1日4.7g(乾燥)以上を継続的に食べなければ、問題はないとされています。

 

ビタミンAの過剰摂取は、赤ちゃんによくないので、この時期はレバーの食べ過ぎに注意しましょう。

 

つわりがひどいときは、食べたいときに食べたいものをとるようにします。

 

1回分の食事を、小分けにして食べ、空腹にならないようにすると、気分が悪くなりにくくなります。

 

妊娠中期の食べ物

妊娠の中期から後期にかけては、赤ちゃんのために大量の血液が必要になります。

 

そのために多くの妊婦さんは、貧血状態になります。

 

積極的に鉄分をとることが大事です。

 

むくみやすい時期でもあるので、塩分のとりすぎに注意します。

 

5ヶ月を過ぎると、骨格ができあがってくるので、カルシウムやたんぱく質がよりたくさん必要になります。

 

大豆製品のお豆腐や、低脂肪の牛乳などを利用して意識しながら食事を整えます。

 

塩分のとりすぎにならないように、薄味を心がけます。

 

妊娠高血圧症候群の予防にもなります。

 

妊娠後期の食べ物

胎児の成長が急速に進んできてます。

 

いままでよりも多くのカロリーが必要になります。

 

できるだけ、主菜や副菜の量を増やすようにします。

 

主食のご飯やおやつの量は、さほど増やさない方が、体に負担がかかりません。

 

妊娠高血圧症候群になりやすい時期なので、カロリーや塩分のとりすぎに、十分な注意が必要です。

 

胎児が大きくなるにつれて、胃が押し上げられてきます。

 

胸焼けがしたり、胃が圧迫されて食べられないときは、1日3食の回数を増やして小分けにして食べるようにすると、必要なカロリーを補えます。