妊婦が風邪やインフルエンザにかかったら、自己流の薬じゃなく病院へ

 

風邪やインフルエンザの流行シーズン到来です。

 

おなかに赤ちゃんがいると、風邪っぽかったりすると心配になりますね。

 

普段よりも注意して予防してても、もしかかってしまったかな、という場合は慌てずに適切に対処しましょう。

 

まず、風邪とインフルエンザの症状の違いから見ていきます。

 

風邪とインフルエンザの見分け方

風邪の主な症状

くしゃみ・鼻水・せき・のどの痛み・たん、などの局所的な症状

 

38度未満の発熱が目安

 

ウイルスや細菌が呼吸器に感染して起こす、呼吸器感染症が風邪です。原因となるウイルスは数多くあります。

 

咳やのどの痛み、鼻水などの局所的な症状のみが起こる場合が多く、それにプラスして38度未満の軽い発熱もあったりします。

 

インフルエンザの主な症状

悪寒・関節痛・頭痛・倦怠感などの全身症状と、風邪と同じ局所的な症状

 

38度以上の発熱が目安

 

インフルエンザも風邪の一種なので、風邪と同じように局所的な症状もでますが、発熱や倦怠感、関節痛などの全身への症状が顕著です。

 

特に38度以上の高熱になるのが特徴。インフルエンザウイルスが原因で起こるので、風邪とは区別して扱われています。感染力が強く、流行しやすいので特に注意が必要です。

 

妊娠中に風邪やインフルエンザにかかった時の対処法

とにかく早めの受診

なんとなく体調が変だなと感じたら、すぐに産院に連絡して判断をあおぎます。たいていは、内科への受診をすすめられ、適切なお薬が処方される流れになります。インフルエンザの場合は、感染後48時間以内の服用が効果的なので、早めの受診が大事です。

 

十分な水分補給をする

思っている以上に水分が体から失われため、脱水症状にならないように気をつけます。お水を飲むと、体の中のイオンバランスが崩れて、電解質が尿として排出されることもあるので、スポーツ飲料などの電解水をとるのが望ましいです。赤ちゃんのためにも、たっぷりと水分を補給しましょう。

 

安静にして体の回復を助ける

お布団の中でじっとしていなくてもいいのですが、音楽を聴いたり、テレビを見たりしてくつろいで、体をリラックスさせた状態でいることが大切です。食事は消化のいいものにして、体の負担を減らしながら体力を回復させます。

 

部屋の乾燥を防いで加湿する

インフルエンザウイルスは、時間の経過とともに減りますが、湿度が高いと減るスピードも速くなります。湿度は50%を目安に加湿します。70%以上になるとカビの心配があるの気をつけます。

 

マスクをする

マスクをつけて、手洗いやうがいもしっかりします。自分以外の家族が、インフルエンザにかかった場合は、部屋を別にしたり、可能なら実家に帰ったり、お手伝いにきてもらったり、できる範囲で対処します。

 

自己判断での薬の服用はやめる

妊娠後に風邪をひいて処方された薬を、その後また風邪をひいた時に自己判断で飲むのはやめます。以前は問題のなかった薬でも、妊娠週数によってはおなかの赤ちゃんに影響を及ぼすこともあります。必ず、産院の先生や内科の先生に相談するようにします。

 

妊娠中の風邪やインフルエンザ、こんな時どうする?

産科と内科、先にどちらに連絡する?

まずは、かかりつけの産院に連絡をして、指示をあおぎます。たいていの場合は内科の受診をすすめられるので、母子手帳を持参して妊娠週数を伝えるようにします。病院に出向く時には、必ずマスクをつけて行きます。

妊婦さんはインフルエンザにかかりやすいの?

妊娠中は風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。理由は、パパの遺伝子を半分持った赤ちゃんを子宮内で育てるため、拒絶反応が出ないように体が、免疫力を下げた状態にしているからです。特にインフルエンザは重症化しやすいと一般的にいわれています。

妊娠中の予防接種はOK?

インフルエンザのワクチンは、妊婦さんが受けても大丈夫なワクチンです。妊娠中の全期間とも受けられます。家族にも受けてもらうのがベストです。

妊娠初期、薬は飲まないほうがいい?

病院では妊娠週数で、処方薬を決めます。ですから初期でも影響のないお薬が処方されるので、病院で出される処方薬は安心して飲めます。心配な時には主治医に確認をして、不安を取り除くようにします。精神的な安定は、赤ちゃんにとっても大切です。